五箇山 合掌の里 vol.2
一瞬現実逃避してこの地に住んでみたいなどと考えてしまいましたが、私を含め現代人には絶対無理ではないかと思います。
風が有れば多少凌げそうですが、昨今の異常気象ではとても熱波に耐えきれません。現実に欧州では未だに空調設備が無い住宅も多く、先般の熱波で1万人以上の死者が出ています。
冬はテントで生活している様な状況かと推測されますので、かなり着込んでいても厳しいのではないでしょうか。
そして、蛇やムカデなどが頻繁に出没する環境において、ゴキブリが出ただけで火が付いたような騒ぎになる我が家は断じて無理です。
幾つかの資料館も覗いてみました。
牛に物資を積み険しい山道を遠くの町まで運んでいたそうです。
合掌造りの二階で養蚕なども営まれていたのだとか。
このR形状の天井梁は人工的に曲げた物ではなく天然です。どうやってこの様な木を入手出来たのかは、是非この地を実際に訪れて学んでみて下さい。
少々山を登りますが、この様に集落が一望できる展望台が存在します。
家内と息を切らしながら登りましたが、その甲斐ありタイムスリップした様な素晴らしい景観を望むことが出来ました。
白川郷にはまだ行ったことが無いので比較は出来ないのですが、五箇山合掌の里はお勧めできる実に素晴らしい場所です。