JB74 栗原川林道①
中津川林道走行ですっかりダート走行に魅了されてしまい、再び林道を走りたいという欲求が膨んできたものの、梅雨がなかなか開けず実現せずじまい。
泥だらけになると洗浄が非常に厄介なので、雨天時や雨天後の走行は出来れば控えたかった訳ですが、何より土砂崩れが最も怖いですからね。
2回目も中津川林道の再走で良かったのですが、どうせなら他に面白そうな林道が無いかと探してみましたが、都心から程よい距離にそんなに都合よく林道が有るはずも無し。
なかなか梅雨が明けないので気長に探していたところ、150kmほどの距離に打ってつけの林道発見出来ましたが、大方の林道はたいがい土砂崩れなどで通行止め。
どうせ駄目だろうと沼田市のHPにアクセスすると、栗原川林道は皇海山 追貝からのルートのみ通れる模様。
台風などの自然災害でまたいつぞや通行止めになってしまうかもしれないので、善は急げと夏休みシーズン真っ最中でしたが向かってみました。
沼田市のHPに掲載されている案内を読んで予習をし、ナビも入れていましたが道を間違えました。
沼田ICを降りて30kmほど一般道を走り、国道から逸れた道からこの看板を目印に進みます。
因みに皇海山と書いて”スカイサン”と読むそうです。
先ほどの看板を進み、次はこの看板で右折。
良かった。通行可の表示でした。
そこかしこに危険、自己責任の看板が立てられています。
進んでいくと中津川林道よりも道が細く、対向車が来たらお互い道を譲る事が大変だろうと不安が過ります。
実際、この日は対向車10台ほどとすれ違いましたが、どちらが譲るかという事でお互い一旦思案し、危険度が低い側が下がっていくという構図ですが、回避スペースが少なくなかなか難儀します。
中津川林道と同程度かと考えていたら良い意味で裏切られました。ガレ具合が非常に激しく、轍が大きく掘られている場所ではジムニーでも腹を擦らないかというシーンが何度かありました。
道幅も狭いのでブッシュが茂っている道ではフェンダーを擦りながら、上から垂れているシダ植物には屋根を擦られながらの通過を余儀なくされます。車を大切にしている方は絶対に行ってはいけません。
中津川林道は2駆のまま往復しましたが栗原川林道はそうは行きません。勾配がきつい上に路面の凹凸が激しく、砂利が深い所もあり4駆に切り替えておかなければクリアが難しい場所も点在。
因みに登りは4駆のままで登り、1速で登らなければならない急勾配もあったりで、燃費は何と5.8km/Lをマーク。4駆走行の際にはガソリン残量に注意致しましょう。