2019神宮外苑花火大会
J-WAVEを聞いていたら神宮外苑花火大会が8月10日(土) 19:30打ち上げとの告知が流れてきました。神宮外苑花火大会を真剣に見に行ったのはもう25年以上前でしょうか。
私にとって最も立ち寄り易い花火大会なのですが、どうも例年気付くと終了しており、なかなか訪れる機会を逃していましたが、仕事の予定を見ると”行ける!”と確信。
事前にMINIに折り畳み自転車を積んでおき18時半に組み立てていざ出発。街に出ると、夕暮れ時で気持ちの良い風が吹き始めていました。
千駄ヶ谷駅付近から各所が交通規制が敷かれ思う様に進めませんが自転車なら心配無用。至近距離で見えると思われる場所を探してさ迷います。
歩道は神宮球場や秩父宮ラグビー場などの会場へ向かう人でごった返しています。
地図を見ながら打ち上げ場所へ近付こうとする度に通行止め。
良さそうな場所を探しながら走り回っていたところ国立競技場に出ました。着工が遅れに遅れた国立競技場も、もうこんなに完成していたのですね。
歩道も車道も立ち止まる事は許されず、どうしたものかと立ち止まっていたら、親切な警察官の方が花火が揚がる方向などを教えてくれました。
迂回しながらさ迷っていたら信濃町駅前まで来てしまいましたが、ここからでは花火が遠そうなので、再び神宮球場方面へ向けUターン。
国立競技場の裏手には多くのギャラリーが待機していたので、ここなら確かに空も抜けており至近距離で見えそうだと私も車道で待機。
19時半ジャストに打ち上げ開始!しかし、音はすれども花火の姿は一切見えず。ギャラリーからは「ここじゃなかったかぁ!」という悲痛な叫び。
すぐさま自転車を走らせて光の方向へ向かうと、結局信濃町駅前に出る事になりました。
これ以上さ迷っても仕方がないので、注意を受けない場所にひそかに陣取り約1時間の花火見物開始。
ドドーン
バチバチバチ
本当は駅前で立ち止まってはいけません。あくまで私は車道の片隅に隠れていたので、終了間際に警察官に移動を勧められただけで済みました。
警察官やボランティアの「立ち止まらないでくださーい!」の連呼が何百回と響くものの、立ち止まってしまう人々が群衆化しておりお手上げ状態でした。
1万発の花火は圧巻でした。無料でこんな盛大な花火を見物してしまって良いのでしょうか。
この日の風向きにより、信濃町付近は時折花火の燃えカスが振り、煙が流れ込んでは一面真っ白という状態でしたが、リアルに花火が体感出来てこれはこれで実に楽しい。
やはり花火は腹に響く爆発音を感じながら間近で見るに限ります。
20時半ジャストに終了したので、帰路につく人々の波を抜けさっそうと風を切りながら帰りました。
自転車最高です。