日焼け防止に馬油
紫外線は怖い。
炎天下を歩く際は抵抗感なく日傘を普通に差す様になりましたが、車も出来るだけカーポートに入れ、室内が焼けないように都度ガラスにはシェードを広げています。
先日聞いていたラジオで、人間の皮膚は乾燥している方が日掛けをしてしまいダメージを受けるので、夏でもハンドクリーム等を使用しましょうと皮膚科医の先生が話をされていました。
これは革製品でも同じことなので、まずはロードスターの乾燥対策を行ってみました。
1年以上前にラナパーで一度全ての革部をコーティングしていますが、すっかり飛んでしまい少々白っぽくなってきている感も有るので、今回はピュアホースオイルを塗ってみます。
お馬さんの油はすっと浸透し効果が有るのか無いのか分からないのですが、ハンドクリームとして使用する事もあるとの事ですから効果は有るのでしょう。
ただ浸透するのは良いのですが、滑革や色の薄い革製品に馬油を使用すると色が濃く変色してしまうので注意しましょう。実際私はこれでヴィトンのバックを一つ駄目にしていますから。
まずはシフトノブとブーツ。
黒はもっと濃い黒になったところで問題無いのでベタベタ塗っていきますが、施工前は何となく乾燥肌っぽくなっています。
< After > テッカテカですが、拭き上げると新車の様な艶感に。
続いてシフトノブとブーツ。
< After >
そしてハンドル
< After >
最後はシート
このABARTHの革シートは交換してから1万キロ程走りましたが非常に良いですね。扉を開けると赤の差し色がぱっと目に飛び込んできて楽しくなります。
レカロにした場合、サイドエアバックやヘッドスピーカーが犠牲となってしまいますが、このABARTHのシートはもともとロードスターのOEMなので、シートヒーターも含めノーマルカプラーで簡単交換。
偶然購入出来てラッキーでした。
< After > テッカテカ
手持ち無沙汰な盆休み施工しましたがこれだけで汗だくになったので、ジムニーやミニは冬に先送りです。
馬油はふき取りも簡単で施工後もべた付かず。ラナパーは塗り広げるのが少々面倒な上、施工後は当分の間ベタベタするので不快。
鞄で失敗してから馬油利用は封印していましたが車内のレザーには案外使えるかもしれません。