DAHON Mu SLX(ミューSLX) 2019年モデル vol.3
Dash Altenaダッシュ アルテナ VS DAHON Mu SLX(ミューSLX) 。
定価¥128,000(税別)と¥195,000(税別)なので、その差¥67,000。見た目は右手のDash Altenaダッシュ アルテナの方が高級感が有りますが逆。
このコンパクトさとその造形も秀逸。シートポストが地面まで届き全体を自立させます。
以前所有していたドッペルギャンガーとは質感共に比較になりません。まあ、ドッペルギャンガーが6台買える価格ですから。
痛く気に入っているDash Altenaダッシュ アルテナはデザインも素晴らしく、安定感もあり愛してやまない1台なのですが、折り畳んでもこのサイズなのが玉に瑕。
ハンドルが真っ二つ。よくこれで強度が保てるものだと感心しますが米国人もなかなかやりますね。
このドロップハンドルさえどうにかなれば更なるコンパクト化が可能なのですが。
マグネットだけだと持ち上げた際に外れやすいので、簡易ロープで車輪同士を縛る事にしました。
折りたたんだ際の実測数値としては、奥行43cm(ペダル取外し)、高さ80cm、幅65cm。
ダッシュと比較すると(私の独自計測寸法)
ダッシュ(ドロップハンドル)■奥行45cm(ペダル付きのままだと50cm)、高さ95cm、幅94cm。
mu(Tバー)■奥行43cm(ペダル取外し)、高さ80cm、幅65cm。
対比■奥行き▲2cm、高さ▲15cm、幅▲29cm
実際に所有してみると折りたたみ自転車としてこの差は大きい。
そして意外だったのは重量。ダッシュ10.9kgに対しMu SLXは8.6kgと2.3kgしか差がないのですが、実際に持ってみると驚くほど違います。
ダッシュを持ってからMuを持つと、思わず「軽っ!」と声が出てしまいます。
Tバー断然ドロップですが、やはりポッキリ折れるこのハンドルに軍配。折り曲げるとワイヤー類がかなり遊びますが、経年でこのワイヤーが下りたり割れたりする懸念は有ります。
しっかり輪行袋に納まってくれました。袋にちゃんと入ってくれると当然ながら持ち運びし易いですね。
MINIの後部座席を折り畳まず荷室にちゃんと納まりました。この自転車なら軽いし小さいので2台積んで山中湖一周を夫婦で楽しめます。
自転車自体の出来は明らかにDash Altenaダッシュ アルテナなのですが、コンパクト、軽量、手軽さという面ではMu SLXなので、変な買い方になってしまいましたがこの2台で正解だったかもしれません。
そして実はロードスターに積めたら最高なので、日を改めて実験してみます。