2019 初めてのケアンズ
限られた休暇を最大限有効に使うためにも、時差1時間のオーストラリアはハワイに比べて一日得をするので、昨年のシドニーに続き今回はケアンズを訪れる事にしました。
オーストラリアと言えば、ゴールドコースト、ケアンズ、シドニー、メルボルン、パース、ブリスベンなど訪れてみたい場所が多く存在しますが、国が大きいだけに各地の気候、風土は大きく異なります。
シドニーとケアンズは2600kmも離れており、昨年9月にシドニーを訪れた際には冬で有ることを認識しておらず、到着当日にダウンジャケットを調達するためにユニクロに走りましたが、ケアンズは同時期でも概ね16度~28度と大変過ごしやすい天気であり、雨も一切降りませんでした。
初めて降り立ったケアンズ国際空港。日本から到着した観光客は早朝5時にここに立つことになります。
日本の地方空港の様に小さく、世界遺産を二つも持つ観光都市と期待を膨らませて到着するとがっかりします。ホテルまで送迎してくれた日本人ガイドからは、ケアンズは”ド田舎”ですと教えられました。
日本からケアンズにはJAL、ジェットスター、カンタス航空の3社が直行便を飛ばしていますが、先日のブログの通り、JALもカンタスもコードシェア便なので結局のところジェットスターしか就航していません。
日々1本の便しか飛んでいないので、成田発は20:10または20:25。ケアンズ着は早朝5:00前後着という構図になるため、チェックインまでの時間をどうやって潰そうかという困った状況に陥ります。
また、ケアンズ国際空港から市内まで車で30分もかからないので、更にスーツケース持ってどうしようかという状況になること必須。
今回は出発が2時間遅れたことによりケアンズ到着は7時になり、HIS送迎のバスに乗せられ、HISの支店があるオーチャードプラザ到着が8時。シドニーのフォーシーズンズは早朝に到着しても1部屋提供してくれたのですが、ケアンズのライリークリスタルブルックのチェックインは規定通り14時。
スーツケースの類は送迎バスがホテルに別途送り届けてくれたので、1時間ほどオプショナルツアー説明や美味しいお店の情報などを入手しチェックインまでの時間を散策開始。
時差が1時間しかないと言っても20時発で早朝5時着なので、機内食を取らずに機内でしっかり寝ても到着当日はかなりの寝不足気味。これはハワイ旅行の初日と同様ですね。
寝不足になることは覚悟していたので初日は何の予定も入れず、市内散策やシーサイドのボードウォークを歩きましたがこれだけで十分楽める環境です。
ガイドさんからはケアンズは縦横共に3~4ブロックほどしかない小さな街であり、一日で見終わってしまうと教えていただきましたが、いやいやこの小ささとローカルな雰囲気が良いのです。
まずは腹ごしらえと、ロードサイドの良さげなオープンカフェに入って昼食をとりましたが、見た目も味も文句無しで最初から良いお店に当たりました。因みにTHE CHAMBERS Cafe-Restaurant-Barというお店ですが絶対のお勧めです。
お昼をいただき2時間歩きましたが乾燥していてスコーンと晴れ渡った空はハワイと変わらず、何よりハワイと比べ物にならないほど人が少なく落ち着いています。ハワイで言えばノースショアのハレイワの雰囲気に近いでしょうか。
ハワイ好きの方でも、瞬く間にケアンズのファンになってしまうのではないでしょうか。
死ぬまでに一度行ってみたかったグレートバリアリーフは確かに文句なく素晴らしく美しい海。
一度は訪れておきたい場所ですが、ここを訪れてしまうとこれ以上綺麗な海やサンゴ礁が無いので、スキューバやダイビングは”上がり”となってしまう事でしょう。
オプショナルやアクティビティーも豊富で一週間などあっと言う間に終わってしまいます。
ジェットスターで意気消沈してしまいケアンズに降り立つまで憂鬱だったのですが、この素晴らしい環境はハワイ以上だと感じました。
オフシーズンであればジェットスター+ホテルの6日間で10万円以下のツアーも有るので、ケアンズを訪れていない方は一度検討してみてはいかがでしょうか。