2019 台風19号通過後の荒川河川敷
甚大な被害を残した2019年台風19号が通過して1週間、荒川の河川敷がどうなっているのか見に行ってみました。
報道によれば多摩川は警戒水位を越え二子玉川付近が氾濫しましたが、荒川も一時は実は危なかったと聞いていたので、河川敷は壊滅しているのだろうと考えながらいつものルートを走行。
私の場合秋ヶ瀬から荒川に入りますが、土手を越えて最初に見えた景色は従来と変わらず何も被害を受けていないように思われました。
しかし、5分も走らないうちに河川敷のグラウンドは泥で覆われ、あちこちに水が溜まっている状態であることが分かりました。
工事なのかボランティアの方々なのか分かりませんが、各所で復旧作業が行われています。
ここもグラウンドでしたがポールはなぎ倒され、ベンチなども無くなり、深く水が溜まった所ではドブの臭いが漂います。
土手上は無事ですが河川沿いの道は、各所で水溜まりが残っており減速してかわしても泥を盛大に浴びる事になります。
10kmほど下ったところで終了。試しに走ってみましたがホイールが埋まるほど水が溜まっておりとても走行出来ません。
土手上か一般道に入り迂回すれば更に下ることが出来るかもしれませんが、河口迄の残り25kmも恐らくこの様な状況でしょう。
ゴルフ場の大きな樹木もなぎ倒されており、どの位まで水位が上がったのか検証してみましたが、土手の2段目の中腹あたりに水が流れた跡がはっきり残っていました。
当時この場所は完全に川底であり、4~5mほどの濁流が流れていたものと思われます。
この広大な荒川が一面濁流に覆われた姿は俄かには信じられませんが、この様な豪雨が今後頻発するのでしょう。
自宅に戻るとヘルメットからウエア、バイクまでオフロード走行を行ったように泥まみれになっており掃除が大変でした。
荒川の下り走行は当面不可ですね。上りは比較的土手上なので助かっているかもしれないので、次回は上流に向けて走ってみたいと思います。