FC2ブログ

バイク生活哀別

3F1A5089.jpg

当時400ccを超える大型バイクに乗るには試験場での一発試験合格しか選択肢が無く、限定解除は夢のまた夢で750(ナナハン)やハーレーに乗っている人は本当に垂涎の的でした。


その後、米国の外圧に屈し大型免許が教習所で取得出来る様になりましたが、私は限定解除に特化した特殊な教習所に通い6回目の試験で漸く合格したので、大型バイクに対する思い入れが非常に強く今に至るまでバイクから降りる事が出来ず。


しかしながら年齢と共に反射神経が衰え、高速移動を伴う大型バイクを昔の様に操る事に自信低下。また、昨今自動車を運転する人々の高齢化は著しく、車で走っていても危険な目に度々遭遇するのでバイクにおける事故の確率は更に高くなってきました。


散々悩んだ挙句、この度バイクを下りる事に致しました。

3F1A5109.jpg

2014年式FLHX 1690cc 新車価格は恐らく300万前半 300kgを超えるフルサイズの巨漢であり、良く考えないで駐車してしまうと後退に苦労する事になります。


昨今ハーレーは年々排気量を上げ、現在は1800cc近いものになっているそうで僅か5年しか経過していないこのハーレーは既に2世代も3世代も旧型になっている模様。

3F1A5102.jpg

短期で手放す事になったのに悪い癖で色々と手を入れてしまいました。ハーレーのパーツも非常に高くこのグリップセットだけで2万円強。何だかんだとパーツを交換した費用は2、30万といったところでしょうか。


結局グリップ交換してから一度も乗らずに売却する事になってしまいました。


ハーレーもMINIもアフターパーツが豊富でカスタマイズできてしまう所がマズイ。私の様な者はメーカーの戦略にみすみす乗っかるカモの様な存在です。

3F1A5098.jpg

以前乗っていたのは2007年式 FLHXでしたが7年で結局1万キロ強しか走行せずに売却。


この2014年式を節目に大きく変化しており、フェアリングにエアダクトが採用されメーター周りも一新。オーディオもUSBやブルートゥース再生可能。


ただ、標準化されたセキュリティが厄介で注意しないとやたらと警告を発し、私の様に月に一度乗るか乗らないかという者にとってはバッテリー上がりの懸念が常に伴いました。

3F1A5061.jpg

一気にハイテク化が進み、ブレーキはABS付きでフレームは大幅に強化され150km巡行でも片手で運転出来るほど安定。


オートクルーズ機能までついており、こんなもの要らんから安くしろと言いたかったですね。

3F1A5069.jpg

ハーレーの象徴だった四角いテールランプもこのモデルから無くなり、このウインカー兼ブレーキはLEDに進化。

3F1A5073.jpg

タイヤもワイド化されていますが前後で交換すると20万程かかりそうですね。


再び車検を通して乗り続ける事も考えたのですが、たとえ距離を乗らなくても経年だけでパーツ交換や整備が生じ多大な費用が嵩みますから、乗らないバイクばかりは早期に手放すに限ります。金持ち父さんの格言の如く、車やバイクはあなたのポケットから大切なお金を奪っていくのです。

3F1A5055.jpg

1690ccの空冷エンジンは日本の夏にはとても耐えられません。信号待ちしているだけで警告灯が出てエンジンが悲鳴を上げます。


この強烈に熱を発するエンジンを抱いて走るライダーの体も同様に悲鳴を上げる事になりますが、日本の気温や道路環境では正直バイクを快適に楽しめるシーズンは極々限られます。

3F1A5084.jpg

ハーレーの象徴である2気筒V型エンジンは実に美しいのですが、このフェアリング付きのツーリング系のバイクはソフティル等の所謂オートバイという造形をしていないので、残念ながらあまり絵になる写真が撮れませんでした。


そして昨今の日本のバイク市場ですが急速な少子高齢化で一気に縮小しています。


新宿の老舗ハーレー販売店が昨年倒産しましたが新車販売もピーク時の半分以下なのではないでしょうか。ネットオークションで比較的新しいハーレーが驚くような金額で売られていますが、数年前よりも50万~100万安い様な気がします。


市況がこの様な状況ですから、私が200万前半にて新古車で購入したこのFLHXの売却価格はパーツ代も含めるとほぼ半額。全く乗らなくなった2年前に手放しておくべきした。


これにて20年近く続いた私のバイクライフも終了。残念ですがこれもライフスタイルの変化であり、時世の流れですから仕方が有りません。

Comment

Add your comment