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MINIの残価設定は本当に得なのか

3F1A5116.jpg ICE BLUEBLUCKを購入する際、営業マンから6割の方は残価設定ローンを利用されており、私自身それを利用して購入していますと言われました。

 

聞けばMINIは基本的に値引き無しの販売方法であり、リセールも良いので残価設定率が高く非常にお得だとの事。

 

本当にそうなのかと思いながらコーティング業者さんと世間話ししていたところ、絶対得な筈は無くメーカーが見せかけの上手い仕組みを作っているだけだという結論に至り大いに盛り上がりました。

 

では実際にMINIの残価設定はどの様な物なのか調べてみました。

 

私が今回購入した車両は410万なので、MINIのサイトでMINICOOPER SD 5DOOR ¥4,070,000を選択。

 

バリューローン 36回(3年) 実質年率は1.98% 据置率は52%と半額に少々色を付けた様な設定額で額面は¥1,959,629。

 

あれ?52%であれば¥2,116,400なので変だと思って※事項を読むと、「据置額は車両車体価格(税抜)の10%~52%(3年)の範囲で変更可能です」とあります。

 

支払総額は税込み¥4,070,000なのに残価設定は税抜きなのですね。まあ消費者側の我々としては税金は国に持って行かれている訳ですから、表記は正しいのですが税金分の¥325,600が抜け落ちている違和感は釈然としません。

 

話戻って36回払いの場合の金額が、車両画像の横にドーンと¥65,400と表示されます。36回を掛けると¥2,354,400なのですが良く見ると34回と表記。

 

正しくは¥65,400*34回で¥2,223,600。初回が¥66,483なので合計¥2,290,083であと一回分は幾らなの?

 

探してみると車両本体価格、ローン元金が¥4,0700,000、初回お支払い¥66,483と書かれていました。

 

3年乗った場合、支払い合計が¥4.249,712と書かれているので、支払い¥2,290,083+残価設定分¥1,959,629でビンゴ。

 

結局新車のMINIに3年乗るためには¥2,290,083が支払総額になる計算です。

 

額面だけみれば年76万円で新車のMINIに乗れるので何となく得かなと思いますが、果たしてそうなのでしょうか。

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 更に詳細を読み進めてみると。


オプション装備価格、付属品価格、保険料、税金(消費税を除く)、登録に伴う諸費用、リサイクル料金は含まれておりません。

<バリューローン>MINIバリューローンをご利用の場合、最終回のお支払は、据置額の一括払い、据置額の再ローン契約(MINIバリューローン・プラス)、車両返却による据置額のご清算がお選び頂けます。車両返却による据置額のご清算の際、査定価格と据置額の差額分のご清算が必要となります。また、再ローンの適用金利は、その時点で当社の定める実質年率になり、ご契約時に与信審査がございます。お支払例は、年間走行距離9,000kmタイプの「MINIバリューローン」で試算しております。

「MINIバリューローン」は、MINIファイナンシャル・サービスの据置型ローン・プログラム(オープンタイプ)です。<フューチャーバリューローン>MINIフューチャーバリューローンをご利用の場合、最終回のお支払は、据置額の一括払い、据置額の再ローン契約(MINIバリューローン・プラス)、車両返却、お乗換がお選び頂けます。最終回に車両返却、お乗換をご選択された場合、車両状態ならびに走行距離がローン契約時に定めた保証条件を満たさない場合は規定に基づきご清算が必要となります。また、再ローンの適用金利は、その時点で当社の定める実質年率になり、ご契約時に与信審査がございます。お支払例は、年間走行距離9,000kmタイプの「MINIフューチャーバリューローン」で試算しております。「MINIフューチャーバリューローン」は、MINIファイナンシャル・サービスの据置型ローン・プログラム(クローズドタイプ)です。


ディーラーがこのローンを利用するメリットとして

①値引きを行わなくて済む

②自社ローンを組ませることが出来る(ローン金利による収益は自動車メーカーにとって重要な収益源)

③支払い総額を見かけ上抑える事により購入を踏切り易くする。

 

今回で言えば、自動車税、自動車重量税、自動車取得税、自賠責保険料、預かり法定費用、リサイクル預託金額、5年TLC(延長保証)の合計は¥529,870。

 

残価設定なので5年TLCは無いとしても¥350,870は別途支払いが必要であり、3年の金利負担¥179,712を考えれば絶対にお得とは言えないでしょう。

 

年間9000kmを超える過走行や傷などによって、想定設定額からマイナスされれば更に最終支払いは増える事も有ります。


住宅ローンと同様に出来るだけ頭金を積み、残債を出来るだけ圧縮した方が賢明であり、何より長く乗ることが最善だと改めて思いました。

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