yahooに関する囲い込みの怖さ
巨人GAFAには到底太刀打ちできない規模であっても、日本ではyahooを使う機会が何かと多くオークションやショッピング、そして昨今急激に普及したPayPayを使う上でも便利でお得。
当初はヤフーのメールアドレスを使うためだけに登録していましたが、その後YAHOO BBを利用するためにそれらが紐づけされ、次第にオークション利用のためにプレミアム会員となり、遂にはTポイントとPayPayまで連携。
上手く集約する仕組みを作ったものだと感心していましたが、yahooのメールアドレスに迷惑メールが多数届くようになり、オークションも使わなくなったので一度ヤフーに関する情報をリセットする事を試みましたが、これがまた巧妙に出来ており簡単に解約出来ない仕組みになっていました。
流石、ソフトバンク系ですね。
解約手続きに色々調べて実施しました。
①プレミアム会員登録を停止。これは簡単に出来ました。
②IDを削除しようとするとyahooカードと連携されているので削除出来ないと警告が出てアウト。
③仕方ないのでカードを解約し漸くIDを抹消出来ました。
ただこの間の手続きがまた面倒。
yahooカードに移行したTポイントがカード解約と共に抹消されてしまうので、他のTポイントカードへ移行する必要が有ります。オークションに残っていたヤフーマネーもPayPay等へ移行しておきましょう。
そして使用していたメールアドレスもID抹消と共に使えなくなるので、メール登録先も逐次変更して支障が出ないようにしておかねばなりません。
結局、半月ほど様々な手続きを踏み、漸くyahooに関する登録が全て抹消できました。
思えば20年以上、同一IDでyahooを使い続けていましたが長期利用によって吸い上げられている情報も多く、複雑に紐づけされているので安全のためにもリセットして良かったと思います。
新たにID登録を行いましたが、yahooの登録情報内のプライバシー・メール配信を一つずつ検証すると、位置情報から広告設定、スコアの作成・利用、グループ企業へのデータ提供設定まで実に多くの項目が"ON"状態になっていました。
利用側としては全てこれらの機能を”OFF”にしましたが、知らずに使っていると非常に危険です。
良い機会なので、googleの設定や各種カード等も確認点検を行おうと思います。皆様も一度点検されてはいかがでしょうか。