倉敷 vol.1
しまなみ海道を抜け本州に入りましたが、広島まで足を延ばすには距離が有り過ぎ、日程的にも倉敷を通って再び四国へ戻るルートにしました。
倉敷は若かりし頃に一度訪れた事が有るのですが、スマホも存在しない当時は何を見ればよいのかも分からず街並みを見ただけで終了。
前日にスマホで調べてみると、倉敷の素敵な観光地が幾つか発見出来ましたが本当に写真通り?と少々訝しがりながら足を延ばしてみました。
ナビ通り付近に到着出来ましたが、川を挟んで駐車場探しに苦労しそうな立地。数もそれほど無い模様で苦戦しそうな雰囲気でしたが、一台だけ最寄りの駐車場が空いていました。
家族一同「うぉー」と声が出ました。この規模は凄い。
川越の小江戸、千葉の佐原の町並み、伊豆松崎町など各地を訪れましたがここは凄い。倉敷美観地区らしいのですがこの保存規模、街並みは本当に素晴らしい。
岡山のお土産でよくいただくきび団子の本店はこちらなのだとか。
きび団子をはじめ数々のお菓子が販売されており、喫茶コーナーもあり。店内も実に素敵な造りです。
江戸、明治期の街並みをそのまま残している美観地区ですが、本当に時が止まったような場所です。
当時リアルに船で移動していた名残がそのまま残されています。
しっくいとなまこ壁が実に美しい。保存するには大変な費用がかかりますが、よくぞここまで綺麗に保全されていると感心します。
どの建物も素敵でお店も多種多様であり、ここで丸一日過ごせます。カンブリア宮殿の道の駅〇〇は一日遊べる!というふざけたコピーとは異なり本当に遊べる素敵な場所。
ここは街全体を重要文化財にしても良いほどの日本の宝ではないでしょうか?