緊急事態宣言翌日の渋谷
4月7日(火)19:00、政府より緊急事態宣言が発令され同日から仕事に追われています。
事務所は完全閉鎖となり商談中案件は全件停止。工事中案件は中断を前提として事業主と協議し結果を社内稟議にかける等々、新たな業務が発生。
私が携わる建設業に対する影響も甚大ですが、どの様な職種でも同様に中断、継続で揺れているのではないでしょうか。
私は職業柄在宅ワークとはいかず日々歩き回らなければならないため、緊急事態宣言翌日の渋谷を歩いてみました。
平日のお昼時の渋谷ハチ公広場前。この時間帯にこれほど人が居ない渋谷を、嘗て見たことが有りません。
始発前でもない限りこの様な写真も撮影できません。
スクランブル交差点も人はまばら。
ツタヤもスタバも西武デパートも全て休店。
え?ここも休みなの?と驚くほど休店状態。
パンデミック映画の様にリアルな渋谷が死んでいます。
開業間もないスクランブルスクエアも当面の間休館。
大型商業施設やデパートに勤務されている人数は、一つの施設だけで数千人ですから今回の措置により、数万人単位の人々が一時帰休に追い込まれています。
電車は未だ通常ダイヤで走らせていますが、これだけ人々が激減した状況下であれば、せめて休日ダイヤで運行しても良いのではないでしょうか。
平日12時半の渋谷の光景とは到底思えず、経済が止まった状況に恐怖を感じます。
打合せ時間より早く到着してしまったので、いつものスタバで時間調整しようと思ったら指定区域のスタバは全店休業なのでした。
向かいのエクセルシオールも不二家の喫茶店も全て休店。結局1時間近く突っ立っているしか有りませんでした。
ロックダウンされているNYの一日当たりの経済損失は5000億円。対してロックダウンは行われていないものの、現在の東京における経済損失はどれだけのものなのでしょうか。