初めてのキアゲハ
グランピング生活を続けていると色々な昆虫に出会います。
先日は大きなムカデが蚊帳を登っている姿を見てぞっとしましたが、虫の生態は実に面白く、巣籠り生活が無かったらこんな気づきも無かったのだろうとしみじみ思います。
この日もメダカさん達の朝の餌やりを終え、ふと大切に育てていたイタリアンパセリに目をやると見事に丸坊主。
またしてもアゲハ蝶にやられたと思い、食べつくした犯人を捜すとしっかり最後の葉っぱにイモムシがぶら下がっていました。
デカイ。

親指ほどの太さが有ります。触ると肉球の様にぷにぷにで気持ちが良くすべすべ。
いつも目にするアゲハチョウよりも二回りほど大きく、これはクロアゲハなのかと検索してみるとキアゲハの幼虫であることが判明。大きさ、柄ともに非常に魅力的なイモムシです。
因みにこれが普通のアゲハ蝶の幼虫。今年もゆずの木に群生。
キアゲハの巨大なイモムシですが、実は目を離した隙にあっという間に失踪しました。
それから数日後、メダカの餌を与えていたところ孵化したばかりのキアゲハが雨樋にとまって羽を広げ始めている場面に遭遇。
誕生したばかりのキアゲハをこんな間近で見られることなど無く再びテンションUP。うっとり見とれていましたが5分ほどで大空に羽ばたいていきました。
大切なイタリアンパセリは坊主にされましたが許してあげましょう。