カラス襲撃による惨劇

遂に恐れていたことが起こりました。
メダカ達が無残にもカラスに襲われました。
よりによって各水槽をメンテナンスし、それぞれの生育状況を確認した翌朝にやられました。
台風対策にばかり気が取られカラスや猫襲撃対策が全く頭から抜け落ちていました。油断が産んだ悲劇としか言えませんが、ここまで精神的ダメージを受けたのは久し振りです。
早朝、前日と同様に餌を与えに行くと、小鳥や蜂が良く水浴びに来ているプラ箱がひっくり返っていたので、また小鳥が来て誤って転倒させたのかと思ったら、隣の白メダカの雨除けとガラスの上蓋が水槽の中に落ち込んでいました。
風で吹き飛ぶには不自然であり何かしら人為的な作用があったのではないかと周囲を見渡すと、幹之の雨よけも完全にずれています。
そしてプランター飼育していた2つの水槽が、見事に消え去っている事に気付きました。
何処へ行ったのかと林を覗くと目覆う様な無残な光景。昨日確認した際は漸く大きくなってきた、幹之の稚魚20匹、三色錦の稚魚20匹がそれぞれ元気に泳いでいたのに...。
前日 夕方の様子
ソイルも敷設し苦労して水草を植えて最適な環境を作っていましたが..。
翌日 早朝の様子
信じられない光景に暫しフリーズ。
最近、近所で不審者が出たとの事で、自宅の防犯カメラ映像を確認させてもらいたいと警察官が訪ねてきたばかりだったので、我家にも何者かが侵入した可能性ありと映像を確認しましたが何処にも人影は写っていません。
結果、立地上タヌキやイタチという線は無く、飛来して襲撃できるカラスが犯人であるという結論に至りました。
カラスやトンボ除けに防鳥網はしっかり張っていましたが、プランターに乗っかって盛大に揺らしたのでしょう、見事に2つのプランターは落下。明後日にスイレン鉢に移してあげようと思っていた矢先に全滅。
ダメージが大き過ぎ、一日何もする気にならなかったのですが、このまま放置も出来ないので雑木林に降りていき落下物を回収。当然メダカは一匹も生存していませんでした。
他のメダカ達にも襲われた形跡は有りましたが、幸いにも失命したものは居なかったので、気を取り直して漸く片付けが終わり、明日からまた強く生きていこうと金魚の水槽を見ると、いつもなら餌をねだりに寄ってくる金魚が居ない!
この画像も前日夕方の物ですが、心臓が凍り付くとは正しくこういう事かと。
二重にしていたガラスの蓋が大きく押しのけられており、隠れ家の土管がひっくり返っており万事休す。
だめだ、これは立ち直れないと膝から崩れ落ちましたが、水草の陰から一匹、また一匹と恐る恐る金魚達が姿を現しました。
再開は感涙ものでしたがやはり無傷ではありませんでした。貴重な水泡眼1匹と紅白の金魚が姿を消していました。
土管がひっくり返っていた状況を考えると、カラスは相当水槽の奥までくちばしを入れて金魚を追い回したのだと思われます。警戒感を抱かない金魚達は、餌をくれると思って近づいていったカラスに次々襲われ2匹が絶命しましたが、本当に怖かったでしょうね。
余りに不憫なので雨降りしきる中、カラスが入水したと思われる水を替え、カラス除けのシートを水槽前に取り付けました。
襲ったカラスは仇討のため何としても殺してやりたいところですが、鳥獣保護法により守られており手出しが出来ません。そして、一度味を占めたカラスは必ず毎日のように襲来します。
再びこの子達が襲われないためはどの様な対策が有るのか徹底して調べ、対策品を多数手配しましたが、これからはカラスを見る度に殺意が湧く事でしょう。