テラコッタはスイレン鉢になるのか

東京も最低気温が5度近くまで下がるようになり、いよいよ冬が迫って参りました。
そして我家の何故か西方位に集まるカマキリ達。産卵のために未だに集まってくるため、踏まないように一匹一匹都度移動させるのですが直ぐに戻ってくるので少々困っています。
そして冬到来の前にひと仕事。
スイレン鉢に占拠され行き場を失った植木鉢が凡そ10個。スイレン鉢と植木鉢の両方の管理は無理であり、どう並べても相性が悪いので植木鉢を思い切って処分。
全ての土を捨てるのは重労働でしたが、何より鉢が重く嵩張るので苦労しました。
ただ捨てるつもりで積んでいた一つのテラコッタの鉢を見て、ふとテラコッタはスイレン鉢になるのか?と考え実験してみる事にしました。
まずは水抜きの穴を塞がなければなりませんが、テラコッタのそれは大穴が空いており、そもそも鉢自体が湿気を含んでいるので乾かして、塞いでという作業が少々不安。
天日干しでは一向に乾かなかったのでバーナーで焙ったら1分で乾きました(笑)
裏にアルミテープをしっかり張って内側からいつものコーキング。
翌日、水を張って余っていた水草を実験的に投入。
釉薬が塗られていない素地仕上げのテラコッタなので、水が染み出してくるのではないかと危惧していましたが予想に反し変化無し。
1週間後、水は多少減ったものの鉢の外が塗れたり変色したりといった症状なし。
小さめのテラコッタなのでメダカは5匹程度しか投入できませんが、ちょっと変わったスイレン鉢として面白いかもしれません。

カラスや猫除けにGEXの網を乗せて完成。
廃品利用のテラコッタスイレン鉢、春になったら早速メダカを泳がせてみたいと思います。