マイナス4.6

正月の早朝、外に出ると何れの容器の水も綺麗に凍っていました。
半分にカットして水草を入れていたペットボトルの氷を抜いてみると、こんな形状に凍結。上側から根が張るように凍っていくのですね。
この時点の水温は1℃。
天気予報を見ると昨晩の最低気温はマイナス4度。東京でこんなに下がることが有るのかと、記録しておいた昨晩の温度推移を確認すると確かにマイナス4.6度まで下がっていました。
近年これほど寒い冬の記憶が無いのですが、メダカを飼っておらず気温に無関心だっただけなのかもしれません。
余った水草を放置していた洗面器も全体が見事に凍結。
5mmほどの氷になっており鉢ごとすっぽり抜けました。浮草が板ガラスに封印されている様で非常に綺麗でした。
この寒さでメダカは本当に耐えられるだろうかと、水槽のメダカ達を確認すると2匹のメダカが引っくり返った状態で沈んでいました。
他のメダカはじっと耐えているのですが、弱い個体が寒さに耐えられず絶命してしまったという状況。夏の暑さも大敵ですが冬季も一定数の淘汰は仕方無いのかもしれません。
亡くなったメダカを放置も出来ないので、網で掬い出したところまだ微かに反応有り。もしや、屋内に持ち込んで温めれば救えるかもしれないと考え、時間をかけて観察していたところ半日ほどで普通に泳げるようになりました。
再び屋外水槽に戻せば今度こそ絶命なので、已む無く満員状態の屋内水槽へ移動。現在はぬくぬくと元気に過ごしています。

2匹のメダカが瀕死だったため、水泡眼、ピンポンパールは今度こそ無事ではないだろうと危惧しましたが、緩慢ながら変わらず泳いでいます。
冬季は魚に余計な負担がかかるので、エアポンプは停止した方が良いと様々なサイトに書かれていますが、水は循環させていれば凍結せず、腐敗も防ぎ酸素も供給できるため、私は止めずに冬を乗り切ろうと考えています。