アルミ扉の変色対策

我家のアルミ製玄関扉ですが20年経過したので真っ白に変色。
写真は半分以上ある事をしたので黒く蘇っていますが、本来は左下の様に真っ白けの状態でした。
新築当初は定期的にワックスを掛けていたのですが効果が見込めず放置していたら、年々白くなり遂には真っ白になってしまいました。
こうなると選択肢は3つ。塗装をするかシートを張るか、カバードアに交換するしか有りませんが、アルミは下地処理をしっかり行っても熱収縮が激しく数年で剥がれてしまいます。
シートは一見綺麗に見えるのですが良く見るとジョイントが多くそれほど綺麗では有りません。
カバー工法は既存枠の内側に新たな枠を設けるので扉が一回り小さくなってしまい、納まりも良くありません。
という事で結局どれも満足の行く回収ではないので放置していた訳です。
そのある事とは実に簡単で安価。500円で出来ます。
ただ、この様にアルミの粉が噴出しているところは補正不可能なので諦めましょう。オートバイのフロントフォークのサビと一緒ですね。
まずは水洗い。水を掛けながらスポンジなどで更に傷を増やさない様に丁寧に流しましょう。
乾いたらある事をするだけであら不思議。見違えるほど綺麗になりました。
そのある事とは..。
ホームセンターで1本240円ほどで売られているシリコンスプレーを吹き付けるだけという簡単なことでした。1本では足りなかったので2本用意しましょう。
シリコンスプレーも多数販売されていますが、KUREが最も適している様に思われます。安価で何処でも手に入りますしね。

< After >
家族全員、どうやって直したの??と不思議がりましたが、まさか半日作業でしかも500円で済んだとは思わないでしょう。
そもそもどうしてこれが有効か気付いたかというと、丁番の軋み音を解消させるためにシリコンスプレーを吹いたところ、勢い余って扉にまで吹き付けてしまったのですが、半年経過してもそこだけが黒々しているので、それならいっそ全体に吹いてみたらどう?
という事で実際にやってみた結果がこれなのです。
全面施工を行ってから1ヶ月か経過し雨にも当たっていますが、今のところ黒々しており変化無し。自己責任ですが宜しければお試しください。