水草の入れ過ぎによるメダカの全滅

台風16号が関東を直撃するかもしれないと騒がれましたが幸いにも逸れてくれました。
台風のシーズンも間もなく終了しますので、このまま昨年同様、台風の上陸がひとつも無い事を願うばかりです。
上陸はなくかなり離れた場所を通過していきましたが結構な降水量はあり。空にしていた水槽は一晩でこれほどまでに雨水が溜まったので20cm以上降った様です。
そして60Lの天空水槽を久し振りに覗いてみると、多数泳いでいる筈の煌の姿が全く見えません。
この写真は投入した際の写真ですが、確認のために水を抜いて確認したところ1匹しか存命しておらず全滅が確認できました。
20匹ほどの投入してから1ヶ月ほど経過しており、餌は1日おきくらいのペースで少量を与えていたのですが、次々に亡くなっていった様です。
我家の環境で最も日当たりが良く、風通しも良く、何より60Lもの大容量のトロ箱なのに何故死滅してしまうのか。
実験的に飼育している餌をほぼ与えないプランターを水槽代わりにしたメダカ達は、体は細いもののほぼ数を減らすことなく存命。
なのに何故最も環境が良い筈の水槽で全滅するのか。

間違いなく水草の入れ過ぎですね。
日当たりが良いので結構な量の水草を育成を兼ねて入れていたのですが、恐らくこの水草が水の循環を阻害することにより、水質悪化や温度差を生じさせていたのだと推測できます。
そして、水草が邪魔で自由に泳ぐことが出来ないため、餌を捕捉する事が困難になり餓死に繋がってしまったのでしょう。
更には、このトロ箱に排水穴を設けたことにより水深が浅くなってしまったのに、根が大きな布袋草や膨大に広がるガモンバなどを大量に入れたこと。
隣の幹之を入れたトロ箱で大量死が起こった際は、餌の与え過ぎが原因だと考えていましたが、実は同じ理由だったのだと今更ながら気付きました。
餌を与えた際に、遠くに居るメダカがさっと泳いで来られる程度の水草の量にしなければならないわけです。
水草を大量に入れればプランクトンも繁殖しやすく、メダカも喜ぶと考えた思い込みが大量死を招いてしまいました。
現在、この水槽は再びリセットし、水草を半分以下にして再びメダカを投入しましたが、今度こそ上手く行きますように。