ナイフは難しい

アウトドアで欠かせないのがナイフ。
しかしこれまで私が使っていたのは、私が子供の頃から何故か自宅にあったさや付きの果物ナイフと、何処で買ったのか分からないチャチな折り畳みのみ。
もう少しまともなナイフを持とうと色々探してみました。
ナイフ選びは難しいですね。
基準となる物差しは無いので価格と見た目で選ぶしか有りません。色々見ているうちに面倒になり、手頃なこちらのナイフを購入。
メジャーでは無いのでしょうが何となく見た目が良かっただけ。
箱を開けると一応ケースが付属。
ベルト通しも有りますがボタンが無いのでベルトをわざわざ外す必要あり。この時点でダメですね。
ネット画像で見た物より実物は少々安っぽい。このビス穴の処理も今一つ。
個人的には利便性を考え折りたたみ一択。
刃先の出し入れは両手で掴んでかなり力を掛けないと出ず、格納する際は内蔵のピンを押さえながらになるので大変面倒。どのナイフも同じなのでしょうか。
正直外れだったと感じているのですが、まずはこれを暫く使いながらナイフとはどういうものなのか学習していきたいと思います。
このフックも要らなかったなぁ。
そう言えば25年ほど前、お付き合いしていた彼女に買ってもらったナイフが有ったことを思い出しました。
探しても見つからないので捨ててしまったのだろうと諦めていたら、思いがけず出てきました。
新宿のコンランショップでガラスケースに飾られていたのですが、一目見て気に入ってしまい、暫くしてから彼女に誕生日プレゼントとしてせがんで買ってもらったのでした。
確か当時でも1万円近くしたと思います。
しかしこのナイフ、全く切れません。
これは実用ナイフではなくイミテーションだったのかと、そのまま仕舞っていたのですが、25年後になって研いで使うのじゃない?と閃きました。

研ぐ事30分。
25年の時を経て素晴らしく切れるナイフに生まれ変わりました。無知って怖いですね。
このナイフが有れば新たに買う必要は全く無かったのですが、手荒く扱うには新たに購入したナイフが適しているので、併用しながらナイフ術を学んでまいります。