祝 中津川林道復旧 vol.3
中津川林道は想像以上に素晴らしい林道でした。感無量。
この希少な林道は有料化して保全すべきですね。不用意に入って荒らしてしまったり、重大事故が起きて完全閉鎖されてしまわないためにも。
まだ500kmしか走っていなかったシエラは、この日の走行で漸く800kmに到達。
まだ新車同様でしたが、跳ねた石がリアフェンダーに当たり、木の枝も左のガラスやミラーに擦るなど、ダート走行を行う車は割り切りが必要だと実感。
敢えて手荒く扱う事はしませんが、ジムニーは実用車ですから多少の傷や凹みに関してはご愛敬ですね。
意外だったのは、この林道の車幅が想定より実に狭い。絶対にすれ違い出来ない場面が8割でしょうか。
皆、林道を楽しみに来ている人々ばかりだからかお互いを気遣う気持ちも強く、実際に何度か対向車と遭遇しましたが問題有りませんでした。
私も相手がバイクであってもマナー良く下がって道を譲りましたが、こういう心遣い大切ですね。
仮にリフトアップしていても絶対に乗り越えられない様な石も転がっています。非常に綺麗な石なのでつい最近落下してきたものでしょう。直撃されれば洒落になりません。
インディージョーンズのセットの様な岩壁に挟まれた道にも感動。
殆どガードレールは無く、あっても崩落で損傷が酷い。本当にここが埼玉県かと疑ってしまいます。
約1時間ほどで山頂到着。
山頂間近の急勾配は非常にガレている上に轍も大きく、実にエキサイティングでした。
結局一度も四駆にせず二駆のまま往復しましたが、ジムニーだとこの位の林道は楽々行けてしまう走破性に驚きました。
車体全体が飛ぶほどの起伏、腹をこする様な激しい轍の通過、深い水溜まり(泥溜まり)や激しい段差に対し直角で突っ込んだりする場面も有りましたがビクともしません。
ステアリングに異常が出たのではないかと復路の高速で少々不安でしたが、何の問題も無く120km以上の速度で帰ってこられました。
ジムニーを改めて惚れ直しましたが、何より林道走行がこれほどまでに楽しいとは。ジムニーに5年も乗っていながら、一度も林道を走らなかったなんて本当に勿体無い事をしました。