オフロードタイヤの性能
完全なオンロードパターンであるジムニーのノーマルタイヤでは、ガレた坂道ではグリップせず鋭利な石片によるパンクのリスクも大きいため非常に危険だと思います。
ジムニーで遊ぶためには何よりタイヤの選択が重要。
依頼しているタイヤがいつになっても来ないので、とりあえず前ジムニーお下がりのジオランダーATを履かせましたがこれが頗る良い。
細身なのでシエラに履かせると非常に貧弱なのですが、細い分路面抵抗が少ないため軽快で速い。そして泥地でもガレ場でもしっかりグリップしてくれました。
APIOのホイールは地味ながら軽量で性能は折り紙付き。非力なエンジンにワイドタイヤを履かせてもパワーロスするだけですから、本当はこの様なタイヤがベストなのでしょう。
タイヤの話ついでですが、走行中何度も後方から来たバイクに道を譲りました。
その中にカブやアメリカンバイクがおり驚愕。ジムニーですら厳しい林道をアメリカンバイクがガンガン登って行く訳ですから。
このカブのライダーは結構なご年配の方でしたが、ノーマルのカブとタイヤでここまで登ってこられました。凄いですねと話しかけると、ガードレールが無い場所で何度か肝を冷やしたと言っておられました。
そして驚きのアメリカンバイク。話を聞くと数々の林道を走破している強者で、この後も別の林道を走りに行くのだとか。
ヤマハなのでビラーゴかドラッグスターの後継車かと思っていたのですが、ボルトと言う車種なのだそうです。前後ともオフロードタイヤに交換し、オフロードバイクの如くガンガン登られていました。
汚れ方が男前。洗い甲斐が有りますねと笑っていました。
バイクもジムニーもピカピカに綺麗にしているよりも、道具として存分に楽しんだ方が有意義ですかね。